speedometer 640x627

サイト表示速度の高速化【ブラウザキャッシュ】

はじめに

当社でWebサイト構築をご依頼頂いた場合、サーバーは「エックスサーバー」の利用を基本としています。そのエックスサーバーが、webサイトの表示を高速化するブラウザキャッシュ機能を提供しました。複数サイトで検証した結果、不具合が確認されなかったので、この機能を利用開始します。

ブラウザキャッシュとは

あるwebサイトにアクセスした場合、サーバーから様々なデータをダウンロードします。表示内容が多かったり、ぺージ上の機能が多いと、必然的にダウンロードすべきデータが多くなります。これにより表示に時間が遅くなります。

表示時間が遅いほど

  • 閲覧者がそのサイトから離脱する
  • コンバージョン率(Webサイトにおける最終的な成果。例えば、購入件数/閲覧数)が悪化する

傾向があります。よって、高速化はメリットとても大きいことが分かります。そこで、ブラウザキャッシュ機能の登場です。

簡単に説明すると、

  1. 一度閲覧したwebサイトのデータ(画像など)を閲覧者側のパソコンに記憶する。
  2. 再度、同じwebサイトを閲覧した際、先に記憶したパソコン側のデータを用いて表示する。

これにより、webサイトの表示を高速化します。

ブラウザキャッシュを利用する際の懸念点

ブラウザキャッシュを利用すると、下記のような不具合が発生する可能性があります。特に3番目は致命的ですので、その場合は利用を停止します。

  • サイトの変更点・更新点がすぐに反映されない可能性がある
  • アクセス解析のヒット数が減る可能性がある
  • 表示が崩れる可能性がある

エックスサーバーが提供開始したブラウザキャッシュ

x_cache 798x653

難しい話なので読み飛ばしてもらってもOKです。でも一応記載します。

Webサーバーをディレクトリ単位で制御するためのファイル(.htaccess)に、Expiresヘッダを1クリックで追加してくれる機能です。Expiresヘッダとは、画像、テキスト、CSS、javascriptなどWEBページを作るファイルごとにキャッシュの有効期限を指定する命令です。

これまでは「プラグイン WP Fastest Cache」を利用

WP Fastest Cache 828x728

これも少し難しい話なので読み飛ばしてもらってOKです。でも一応記載します。

「エックスサーバー」がブラウザキャッシュ機能を提供するまでは、「プラグイン WP Fastest Cache」を利用していました。特段の不具合も発生しませんでしたが、WordPressのプラグインは少ないに越したことはないので、この機に利用しない方針としました。エックスサーバー以外なら利用することを検討します。

古いWordPressテーマは表示が遅い傾向あり

WordPressテーマは、デザイン性だけでなく、高速化の改善が進んでいます。WordPressテーマを新しくするだけで、ブラウザキャッシュ利用の効果以上に高速化することがあります。当社でWebサイト構築する際は、このような経験もフィードバックさせて頂きます。お気軽にご相談下さい。

 

関連記事

  1. speedometer 640x640

    サイト表示速度の高速化【Xアクセラレータ】

  2. domain 640x421

    独自ドメインを取得して育てましょう

  3. URL_EyeCatch 824px

    ドメイン取得時にはブラックリストチェックをしよう

PAGE TOP